修論のサポートをしていると、「指導教官から指示がでています」とか、「これだけは最低限でもしっかりと書いておくようにと言われました」と、よくうかがうところの最低限の条件があります。
それは方法論をしっかり示すように、ということ。
要はアカデミックな方法(あるいは理論)に従った分析の手順を明確に示すように、ということです。
確かに、これは必須の条件ですね。
客観的に=科学的に説明をするためには、確立された方法に従って論理や分析を進めていかなければなりません。
基盤の基という感じです。
わかりやすいところでは、統計の手法やGTA、SCAT、KJ法などの量的、質的といった方法がありますが、歴史学や文学、哲学にも方法があります。
方法論だけでまた、一つの研究領域にもなります。
主観や先入観で結論はこうあるはずのような方法をすっ飛ばした内容は、まず落とされます。
どんな分野でも、どのような方法にのっとって論理を進めていくのか、明確に書くということを意識してくださいね。