先日、投稿論文のサポートをさせていただいてきた受講生の方が論文を完成して、投稿され、Major revisionとMinor Revisionの間くらいの感触の査読が返ってきました。
まずはRejectでなくて良かったと、二人でガッツポーズをして、査読にコメントに丁寧に答えて行き作業をディスカッションを。通じて行いました。
投稿論文では、一回でAcceptということはまずなく
まずは査読が返ってくれば、万々歳といった印象です。
で、話は戻って、査読に対する加筆修正を行なって再投稿されました。
ところが、こののちにRejectの結果が戻ってきたのです。
なぜかと言う理由を査読の先生方から丁寧なコメントで説明が付加されていたのですか、それを読んで、受講生の方と二人でえ〜っ!?と、声を上げてしまいました。
どのような指摘であったか端的にまとめると、
本研究の意義や社会的貢献なども記述ことが一般的なのですが、その部分が、
目的と同等に取られて、その目的に対して行なった分析(調査)が妥当でない、と言う内容でした。
もちろん、目的に当たるところは明確に記述してるのだけども、いわゆるミスリーディングを導いてしまった印象です。
「研究の社会的意義についても少し詳細に記載、といった査読コメントが返ってきて、その部分を加筆されましたが、確かにそのような指摘を受けてもう一度読んでみると、意義にあたる部分の記載の分量も多いし、重要度も高く読める。
査読に答えることに注意が向き過ぎて、全体のバランスを欠いてしまい、結果としてミスリーディングを導いてしまった印象です。
ちょっとこの結果は厳しいなぁと言うのが正直な感想です。
調査も分析も良くできていたのに、あー残念。
しかしながら、残念がっていても前へ進めません。
もう一度この調査研究の
視点を変えて考察し直して、
新たに論点を抽出して、かつ、全調査の流れと関連づけて。。。。と言うように
新しい研究に組み直して、同じ学問領域で異なる分野の雑誌に再投稿する計画となりました。
めげない、負けない。
良い勉強をさせていただいたと、学ぶべきところを学んで、前進あるのみです。