新年が明けて早20日。
今年も多くの大学や大学院で卒論・修論の提出日を迎え、多くの学生が山場を乗り越えたことと思います。
ムーンサークルの受講生の方々も、今年度は最後まで講師陣とのコミュニケーションを重ね、息切れしながらも、転びそうになりながらも、講師に引っ張られるようについてきていただき、無事に全員が修士論文を提出されました。
中には修論提出まで残り1カ月を切る厳しいスケジュールの中、12月に入ってからデータ収集やデータ分析を開始された方もいらっしゃいました。
しかし、「走りぬくこと」を目標に、受講生と講師が一丸となり、共に心を合わせて進み、最終的に全員が提出を終えました。
この努力の成果は間違いなく次のステップへとつながるはずです。
さて、修士論文の提出が終わったからといって、完全に気を抜くのはまだ早いかもしれません。
この後には、「口頭試問」という大切なステージが控えています。
口頭試問は、15~30分程度の発表と
15~60分程度の質疑応答で構成されます。
発表形式は、スライドの提示形式が多いですが、
中には配布資料の準備を求められるところもあります。
また、コロナ以前は対面でのリアルな発表でしたが、コロナの時期にオンラインでの発表形式になり、現在は元の対面での発表に戻られる学校が多い中、通信制であるなど遠隔に在住ずる学生がいるなどの理由で、オンラインでの発表形式を取られるところもあるようです。
審査の形式は大学や研究科によって異なり、
指導教官1名と副査2名という場合もあれば、
研究科の教授陣全員が出席する形式や、
後輩や卒業生も参加する公聴会のような形で行われることもあります。
どの形式であれ、論文提出後の最後の重要なステージですので、しっかりと準備をして臨みましょう。