修士論文や卒業論文の構想をゼミで発表する機会が多い時期となりました。
この時期、多いサポート依頼が、
ダメ出しを受けて落ち込んでしまいどこから手を付ければよいのかわからないのでサポートをしてほしい
ダメ出しされて自信がなくなってしまった。一からサポートしてほしい
といったお問い合わせです。
ダメ出しを受けるのは辛いことですが、それを
建設的な学びの機会に変えることが重要です。
諦めずに前向きな姿勢を持ち、必要な改善を行いながら修士論文を進めてください。
対処の重要なポイントをまとめてみますね。
➀まず冷静に受け止める
つい、悲しいとか悔しいとか感情的な気持ちにおちいってしまいがちですが、まずは冷静に受け止めることが重要です。
ダメ出し=批判的なフィードバックは
成長の機会であり、
修士論文をより良くするための
貴重な情報を与えてくれるものと理解して、
ポジティブにとらえていきましょう。「
➁ダメ出し(フィードバック)の内容を具体的に理解する
パニックになってしまいがちですが、ダメ出しの内容は次に改善してゼミにもってこなければなりません。
それゆえ具体的に理解することは必須。
質問や追加の説明を積極的に求めていきましょう。
どのような部分が問題だったのか、
どのように改善すればよいのか、
といった具体的なアドバイスを求めることが重要です。
それは見方を変えれば、
指導教員やゼミのメンバーとのコミュニケーションを深める機会でもあります
③ダメ出しを受けた点についてリサーチを進める
ダメ出しの内容を具体的に理解できれば、次にすることは
関連する文献の調査や、
同様の研究や論文の分析を行うことで、
改善のヒントを得るということが重要です。
単に頭の中で考えてばかりでは、ぐるぐる空回りするばかりで建設的ではありません。
ヒントになる先行研究を検索して、抽出して分析する、これは研究の第1歩でもあります。
こういった手順を進めるにあたって、行き詰ったならば、
指導教官やゼミのメンバーにサポートを求めることも大切です。
ただ、なかなか、様々な人間模様や個性のぶつかり合いがありうまくいかない場合も多い。
手前味噌ですが、このようなサポートを求める一つの方向性として、ムーンサークルで提供しているサポートが機能しているように思います。
ゆえにこの時期、段階での、サポート依頼が毎年多いのはうなづけるところがあります。
ダメ出しを出されても、
諦めずに前向きな姿勢を持って、
必要な改善を行うなど、
具体的なプロセスを進めて論文完成を目指していってください。