ホワイトボードで研究のプロセスを共有し、
論文の骨格、意義ある結果の抽出、論理的考察を
一緒に作り上げる充実した2時間の対面個人指導
直接対面直接個人指導トライアルセッション
33000円(通常)⇒ 31000(2000円割引)
11月末日までのお申込・ご入金の企画です。
行き詰っている研究計画に風穴があけるべく、
どうぞ、お気軽にご活用ください。
ホワイトボードで研究のプロセスを共有し、
論文の骨格、意義ある結果の抽出、論理的考察を
一緒に作り上げる充実した2時間の対面個人指導
直接対面直接個人指導トライアルセッション
33000円(通常)⇒ 31000(2000円割引)
11月末日までのお申込・ご入金の企画です。
行き詰っている研究計画に風穴があけるべく、
どうぞ、お気軽にご活用ください。
先日、東京の対面個人指導で、4時間ぶっ通しで、
修論論文作成のプロセスを進めた時のホワイトボードをアップしながら説明していきたいと思います。
今日はその第2弾
事例研究の中で
参与観察という手法を行うことがあります。
社会調査で用いられる方法のひとつで、
研究者自身が調査対象となる地域や集団の中に参加して、曽於での事象を様々な面から観察して記述する、観察法の一つです。
例えば、子どもの遊びを調査する場合、その子供たちの遊びの中に入って、その遊びを質的に観察・記述するといった方法です。
記述するだけでなく、
音声データやビデオなどをとる場合もあります。
私どものところには、
参与観察をされてとりあえず、データは収集したはいいものの、ここから何が言えるのかで、はたと困ってしまった段階で、ご相談に来られる方が多いです。
参与観察に関わらず、どんな研究でもそうですが、
研究の「目的」が何であったか、絶えず意識しながらデータ収集を行わないと、
データが迷子になってしまいます。
データが迷子になってしまったとき、どうすればよいか。。。
先日の直接対面セッションは。ちょっとそこでつまづいて、データだけ取ってしまったそんな段階でのご相談でした。
行っていくプロセスとしてはまず
➀かする程度でもいいので、目的に沿った分析ができる場面をまず抽出していきます。
言葉は悪いですが、針小棒大でも良いのです。
とにかく何かもう敵に沿ったことが言えそうな場面をまず抽出。
➁次に
それぞれの場面を整理できるテンプレートを作成し、それにのっとって、
事例となる場面を整理分類していく。
このテンプレートは、データ内容によって異なります。
例えば、大まかな天応レートとしては
(1)概要(いつ、だれが、どこで、どれぐらい、何をなどを箇条書きにしつつ纏める)、
(2)観察された事象を時系列に並べる、
(3)それから分析の結果をまとめる、
例えば、
目的に沿ってその場面からどのような解釈が可能か、どのような考察が可能かなど。
ここが大切なところ
場合によっては
(4)「まとめ」があっても良いですね。
③実際に作ったテンプレートに基づいて、それぞれの場面を分析していく。
と同時に、テンプレートの微修正もおこなっていく。
と、ここまででも結構時間がかかります。行きつ戻りつ。。。
④テンプレートに従って取り上げた場面全部をにらんで取捨選択し、
論理的な筋道で場面を取り上げて説明していくかを考えて
研究としてのストーリーを作って行く。
ここが研究の要
ざっくりというと上記の作業を行っていくことになります。
先日の東京の対面個人指導では
実際のビデオや写真を机に並べて、こデータを共有してこの作業を行っていきました。
およそのテンプレートを完成させて、場面をまとめる例を示して、一緒に場面を検討していく。
3時間の作業ですべてを終えることは難しいでしたが、
プロセスを共有していくので、要領は理解していただくことができ、
残りは宿題ということで、家で続きをしていただきました。
そのデータを二日後にオンラインで確認し残りの作業を完成させる。
分析や作業の思考の過程をホワイトボードで書きつ消しつつ、こういう時は対面個人指導の良さがありますね。
3時間が過ぎた時は趣向性の方も私も少々ぐったりですが、進んだという達成感があって、その次のプロセスに勧めう¥る高いモチベーションが維持できたように思います。
ちょっと長い記事になりましたが、これから参与観察される方の参考になれば幸いです、
© 2024 mooncircle - Theme by Themefyre