ムーンサークルでは心理学、臨床心理学のペーパーテストに特化してサポートを行うコースがあります。
そこで実践していることなのですが、とにかく暗鬼が必要な事項。たとえばキーパーソンやキーワードを覚えるとか、歴史的な推移を覚えるとか、知識として詰め込まなければならない事項に対しては、穴埋めの地図で覚えていただくようにしています。
しっかりと頭に覚えこむ、いわゆる長期記憶にストックするためには、何度も復唱、あるいは問題を繰り返して覚えこむ
「復唱リハーサル」
という覚え方と、すでに記憶されて言う材料と関連付けて覚えこむ
「精緻化リハーサル」
の2種類があります。
このうち
「精緻化リハーサル」の方が、脳に深く刻み込まれやすく、また、応用もしやすくなって、
こちらの覚え方の方が効率が良いです。
「精緻化リハーサル」の代表的なのは語呂合わせですが、
言葉を覚えるときに
言葉だけで覚えるよりも視覚的なイメージとともに覚えると、
よりよく記憶できることがわかっています。
この記憶の仕方で一番わかりやすい例は、歴史を覚える場合でしょうか。
まず本流を書いてみて、全体を抑える、次に支流を書き加えつつグルーピングしていく。
こういう作業を、紙面上で手作業で行いながら覚えていくと、面白いほど頭に入ってきます。
私は古い人間なので、紙と鉛筆ですが、今のペーパーレスの方法に慣れている方なら、モニター上でもできるかもしれませんね。
たくさんのことを暗記しなければならないときの方法の一つとして覚えておいてくださいね。