これは多分に研究計画の段階で失敗している場合が多いです。
よくあるのが目的と取ったデータが噛み合っていない。
分析で噛み合っていないのは後で修正も聞きますが、
データと目的が噛み合っていないのは、結局、論理性が成り立っていない、中身がないのと一緒で、不合格になる可能性が高い。
この段階かSOSを出されてサポートを受けた場合、
既に取られているデータから目的を変えたり、ストーリーを変えたりして、
後付けで 考えていかねばならず、非常に苦しいです。
可能であるならば、新たにデータをとる、あるいは取り直すということもありますが、これはあくまでも時間的余裕と、データをとるフィールドがある場合です。
この失敗のまま、提出されて不合格になったり、あるいは提出前に提出不許可になって、サポートをお申し込みいただく方々が毎年一定数おられます。
目的は何なのか、その目的を明らかにするためにそのデータで的確なのか、このように書くと当たり前のことなのですが、ずっと考えていると煮詰まるのか、この部分でつまづく人が多い。
今一度、
目的と方法、結果で得られるデータがかみあっているのか、
よく見直されてくださいね。