今年も受講生の皆様の頑張りを祈願して京都の錦天満宮に献灯しました。
天満宮は学問の神様。
今年は赤い提灯にしていただきましたが、オフィス業務担当のスタッフから
「なんで、天満宮の中のお稲荷さんの提灯にしたんですかぁ?????」
と……。あまり、よく考えていませんでした。。。(汗(;’∀’))
まぁ、いいんです。。。お稲荷さんにも応援してもらいましょう!
昨年度2023年も、多くの方のサポートをさせていただきました。
どのご研究も興味深く、サポートをさせていただきながら、ある時は医学史、ある時は経営戦略、ある時は中国文学、ある時は心理的安全性、またある時はツーリズム等々、様々な知の森に分け入って、受講生の方々と一緒にディスカッションをして楽しい時間を過ごさせていただきました。
年が変わり、k年もまた昨年一年間のサポートを振り返ってみたいと思います。
今年も多くの挑戦があり、サポートさせていただいたすべての論文が成果を収められました。
【1】全員の合格
2023年も、最後までサポートに頑張って、ついてきていただいた受講生の方々は
全員修士論文・卒業論文の提出と合格を果たしました。
最後まで一緒に頑張ったことで、この成果を達成できたと思います。
【2】研究の傾向: 質的・量的研究が主流
今年もまた研究トレンドは、
半構造化面接を使用した質的研究と、
質問紙による統計分析の量的研究でした。
これらは全体の約7割を占め、
次いで事例研究と
レビュー論文が続きました。
【3】論文の種類と年齢層
修士論文が全体の約60%を占め、
次に投稿論文と博士論文、そして卒業論文がそれぞれ約15%前後でした。
【4】受講生の方の年齢層
受講生の年齢層は正確には分かりませんが、
30代から40代が最も多く、
20代と50代がそれに続いていると思われます。
最高年齢の方は70歳代でした。
社会人、または社会人経験者が多数を占めています。
性別比率では男女の割合はちょうど半々でした。
【4】サポートが困難だったケース
残念ながら、最後まで続けられなかった受講生の方もいました。
特に、指導教官や他の同僚からの
批判的なフィードバックに心が疲れてしまった方が挫折するケースが見受けられました。
しかしながら、
このような問題で挫折しそうであったものの
サポートを通して乗り越えられた方の方が多く、
伴走するサポートというスタンスはやはり有効であると改めて確信しました。
また、そのような人間関係のパワーバランスが固定化する前の研究初期段階での
サポート依頼があれば、この問題は回避できたかもと思うと、少々残念にも思います。
次に難しいなぁとおもったのは聞く耳もたぬといった独走状態のケース
天上天下唯我独尊といった方。
この様なケースでは、最終段階で指導教官や先輩方から厳しい意見をいただて、大幅な修正、構成の再構築が求められた時期に、ご依頼をされることが多かったです。
この様なケースの場合、例えば最終段階、特に考察に関して、
「根拠が乏しい独りよがりの考察である」とか、
「目的と方法(結局は結果や考察も)がかみ合っていない」とか、
「論理の飛躍が見られる」などといった「厳しい意見」が出て、
その段階においても「理解できない人がおかしい、」といったスタンスであったり。。。
そのあたりもポンポンたたきながら修正していくサポートが続きました。
それと、完全に依存する姿勢を見せた受講生の方は、残念ながら合格に至りませんでした。
サポートはあくまでサポートであり、主体は学生自身であるべきで、
完全依存だと「なぜ私は書けないのか」の原因を他に転嫁しがちで、
能動的に解決に向けての態度が置き去りにされることとなります。
また、2023年はルールを守れない受講生へのお断りが例年になく多いでした。
これまでは多くとも2,3年に1人ぐらいでしたが、昨年度は一年だけで6人の方をお断りしました。
コロナ禍の影響もあってか、
大学院・大学でのゼミでの他者との協調や基本的な事柄を守るという経験が
不足されているように感じました。
【5】2024年への展望
色々ありましたが総じて2023年は学び多き一年でした。
私たちのサポートの画期的な変革となったのは何といってもAI技術の導入です。
2023年の後半から何が使えて何が使えないのか試行錯誤して、
有効活用できるツールという確信を持つに至りました。
その結果、後半から以降は、
サポートの進捗のスピードが、感覚的ではありますが、
30-50%はアップした印象です。
私たちは、2024年も学生の皆さんが成功を収めるためのサポートを続けていきます。
そして新しいこの年は、AI活用の元年となると確信しています。
学生の皆さんの勇気ある一歩を、心より応援しています。
新年あけましておめでとうございます。
昨年はサポートを通じて皆様の多くの挑戦と成長に手ごたえを感じて、
たいへんうれしく思いました。
頑張ってくださった皆様に感謝いたします。
2024年度は、AI技術を活用し、更に効果的なサポートを提供していきたいと考えています。
AIを用いることで、
より個別化されたガイダンスや、
効率的なリソースの提供が可能になると考えています。
また、学習プロセスの分析にAIを利用することで、
受講生一人一人の方応じたに最適な学習計画を提案し、
個々のニーズに合わせたサポートができるようになりました。
2023年までのサポート方法とAIの統合により、
従来のサポートを置き換えではなく、
補完し、強化するものとしてAIを活用していきたいと思います。
AI技術を取り入れることで、学生の皆さんがさらに学びやすい環境を提供できることを楽しみにしています。
新しい年も、皆さんの学びと成長を全力でサポートしていきます。
(祇園オフィスの近くでヘアーアップしていただいたら祇園ぽくなりました。。。(⌒∇⌒))
あけましておめでとうございます。
ムーンサークルの活動を始めて、はや17年となりました。
これまで少しの後押しで、修論、博論、投稿論文を完成される多くの方々をサポートさせていただきました。
受講生の方々が最後まであきらめずご研究を完遂されるたび、その後の人生に明確な自信を持たれる様子を拝見し、嬉しく思っています。
一つの目標を成し遂げた経験は、活力の源泉でもありますね。
また僭越ながら、日本の底力アップの一端に寄与させていただいた喜びも感じています。
今年もまた多くの方のご研究のお手伝いできればと願い、私共の今年の抱負は「撃って出る」!
ふふふ・・・・勇ましいですね。
そのような思いを胸に秘め、今年のお写真は白川オフィスでとりました。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
今年もまた、ご研究のサポートを通じて、皆様の飛躍の一助となるよう、ムーンサークル一同励んでまいります。
毎年、河原町御池オフィスでお正月の写真を撮りますが、今年は祇園白川オフィスでパチリ。
大正時代のアンティークのお着物です。
柄行が斬新ですね。
世界に遅れるなと、前へ前へと進んでいた時代のパワーを感じます。
祇園白川オフィスは、基本対面個人指導でなく、研修やセミナーに利用することが多いです。
受講生の方々からのご要望をまとめて、研究計画の立て方などのセミナーを主に行っていますが、公式にアップする前に口コミで満席になってしまいます。
昨年度はコロナの影響で一度も開講できませんでしたら、今年はコロナもおさまって、一日も早くセミナーの再開ができますようにとおもいます。
そんな願いを込めまして、お正月のお花は桜を飾りました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
いつもホームページをご高覧いただきありがとうございます。
多くの方々からフォームメールにてお問い合わせをいただき感謝しております。
一部の方からのお問い合わせに、記載いただきましたメール宛てのご返信を送りましたところ、戻ってくることがあります。
携帯メールアドレスでの受信の場合や携帯アドレスへの転送などを設定されている場合で、
かつPCからのメールを受信拒否されている場合、私共からお送りしたメールが拒否されているようです。
私共のメールはPCからのメールとなりますので、
お問い合わせの際には、「PCからのメールの拒否」をいったん、解除
していただきますよう、よろしくお願いいたします。
************
オフィス業務担当 高野 遥
10年間ほど、ムーンサークルの白川オフィスで使っていたゲートレッグテーブルです。
イギリスのアンティークということで、1870-1900年ごろのテーブルだとか。
この上で夜遅くまで、オンラインで侃々諤々やってきたり、
ある時は、合格に手をたたいて喜んだり、
ある時は、うまくいかないと涙される方を励ましたり、
ある時は、まぁ重たい本ばかりこんなに置けたものだというぐらい散らかしたり、
ある時はホームページの改訂だとプログラムとにらめっこしたり、
色々とムーンサークルとともに歩んできた思い出が詰まっています。
以前は大型のラップトップでセッションをやっていましたが、今は超巨大?なモニターに置き換わり、このテーブルでは手狭になって、ここ数年は、部屋の隅の飾りになっていました。
ニスを塗りなおして使おうと思っていましたが、他にも物を入れる収納も必要になってきて、迷った挙句手放すことに。
幸い、京都のアンティークショップのブルーパロットさんが引き取って、メンテをして、店頭に置いてくださるとのこと。
それにしても、昔のものは素材も作りも良いですね。
100年以上たっても、頑丈で、デザインも飽きがきません。
メンテをしてもらって、またどなたかのところで活躍することでしょう。
良かったです。
© 2024 mooncircle - Theme by Themefyre