修論や卒論が合格するか不合格になるか、いわゆる「瀬戸際」に立たされることは、学生生活の中でも最も緊張感のある瞬間です。
しかし、ここで最も大切なのは
「諦めないこと」
です。
これまで、指導教官からの要求が満たされていないケースでも、
最後まで粘り強く取り組むことで、合格を勝ち取った例が多々あります。
例えば、ある学生のケースです。彼は「特定のトピックに関する新聞記事を収集し、内容分析を通じて動向を探る」という目的で卒論を進めていました。
しかし、実際には新聞社ごとの記事数を単にカウントしてまとめていたため、
1月の最終提出前の発表会で、先生方から
「目的とやっていることが合っていない」
「ただ数をカウントしているだけで分析が行われていない」
と指摘を受けました。
このままでは提出不可、あるいは
提出しても不合格になる可能性が高いとの厳しい評価を受けました。
その学生は、「何とか合格したい」という思いで私たちのサポートに問い合わせをしてきました。
発表会での先生方のコメントを詳しく確認したところ、
「提出までにどれだけ挽回できるかが鍵だ」という発言があったため、
そこに希望を見出し、限られた時間の中で戦略を立てました。
まず、理由を付けて分析対象の期間を限定し、
できるだけ多くの生データとしての記事を紹介。
また、夜を徹して内容分析を行い、論文の分析部分をほぼ全面的に書き直し、再提出にこぎつけました。
ただし、日数が限られていたため、十分に考察できない部分や方法論に粗さが残るのはやむを得ませんでした。
しかし、これを口頭試問で補足し、限界があった点についても正直に認めました
ここで問題点を認識していることを示すことが非常に重要です。
不十分な理論や理由を無理に取り繕うことはせず、
むしろ今後の改善策について説明できるように
徹底的に準備しました。
想定される質問とその回答を何度も練習し、当日に臨んだのです。
結果は、
「目的と結果の整合性は完全に解消されていないが、
短期間で頑張った努力は認めます」という評価を得て、
無事に合格。
このような事例はこれまでに多く見られます。
私たちの修論・卒論の合格実績が99%を誇るのは、
こうした最後までサポートに頑張ってついてきてくださった受講生一人一人の努力が大きな要因です。
合格の瀬戸際に立たされたとしても、
あきらめずに努力を重ねた結果が、最終的な成功を引き寄せるのです。
、「もう無理だ」と感じても最後まで食らいついていく姿勢と気持ちが、成功への鍵となります。
修論や卒論で困難に直面している皆さん、絶対に最後まで諦めないでくださいめね。