修士論文や卒業論文の中間発表会がほぼ終わり、¥最後の口頭試問の最終発表会を残すところとなりました。
プレゼンテーションのスライド作成でよくある質問の一つが、
「スライドの枚数はどのくらいが適切か?」
です。
しかし、実際のところ、
スライドの枚数自体にこだわる必要はありません。
むしろ、
1枚のスライドに情報を詰め込みすぎないことが大切です。
例えば、発表内容に
2つのポイントがある場合は、それぞれのポイントを1枚ずつのスライドに分けると良いでしょう。
たとえスライドの枚数が増えたとしても、発表の内容や時間には影響を与えません。
それどころか、
スライドが見やすく、情報が整理されることで、聴衆にとって理解しやすくなります。
大切なのは、
発表時間内に「スライドを何枚見せるか」という発想を捨て、
「発表時間内にどれだけの内容を口頭で説明できるか」に焦点を当てることです。
スライドはあくまで、
口頭での説明を補足し、視覚的に分かりやすく伝えるためのツールです。
スライドの枚数が多少増えたとしても、説明が分かりやすくなり、発表全体の流れに影響を及ぼさなければ、何の問題もありません。
スライド作成時は、聴衆の立場になって、
見やすさや理解のしやすさを重視しましょう。
これが、効果的なプレゼンテーションを実現するための鍵です。