もうすぐ4月、今年度の卒論を書かれる方、修論を書かれる方、大学院入学をされる方、新しい学校生活を始められる方、春は、春は新しい挑戦の季節でもあります。そんな時に、よくある質問、
修論準備として(あるいは卒論準備として)、
「大学院(大学)のゼミが始まる前に何をしておけば良いですか」、
という質問。
先んじて余裕を持つためにしておくべこことは、
断然、先行研究の読み込み。
これは別に始まる前でなくとも当たり前のことではあるけれども、
まだ余裕のあるこの時期、
いくつか先行研究を読み込んで、
その記録を残す自分なりのテンプレートを作ると後が楽。
先行研究は読みましたか、
という質問を投げかけると
「はい、読みました。」、場合によっては
「100以上読みました。」
という答えが返ってくることもあります。
しかしながら「読みました。」というのは
何を持って読んだというのか、
一度じっくりと考えてみるべきです。
単に読んだだけでは本当に読んだではありません。
場合によっては字面だけを追って、中身が全く頭に入っていないということもあります。
中身を理解して読む、当たり前のことだけども、なかなか難しい。
ではどうおすればよいかということですが、
読んだ先行研究を記録として残すのが有効。
論文の最後に書く
Referenceの書式の乗っ取って、論文名、著者名、発行年数、発行元を書くのは当然のことながら、
どのような内容であったかの
簡単なまとめ、
そして、
どの部分に
をまとめる。
もしもそれが具体的な論文の部分であったならば、
その直接引用とページを書き出しておく。
そしてそういう項目をまとめるテンプレートを作っておくと、論文を書く際に自分で非常に参考になります。
一旦自分なりのテンプレートが出来上がれば、これから読んでいく先行研究をどんどんそれに入れ込んでいけば良いです。
自分なりのテンプレートは最初完成するまでは試行錯誤を繰り返すと思いますが、
今、この余裕のある時期にテンプレートを作っておくと後でかなり効率的に執筆を進められます。
ぜひ心にとめられてくださいね・