修論・卒論のテーマの絞り方の1ステップとして2月4日の記事「修論・卒論のテーマの絞り方_アイデアを可視化する」を説明しました。
今日はその次の段階について思うところをまとめてみたいと思います。
研究は何かを検証する作業でもあるわけですから、アイデアが可視化出来たら、
何を検証するか、いわゆる目的を考えてみる。
その時に、このようになるのではないかと考える推測をもつことは目安として意味はあるけれども、研究の目的に昇華させていくプロセスにおいては
先入観、いわゆる思い込みは避ける。
そして、予測をたてたら、
それを論点に考察している先行研究、
あるいはその周辺を検証している先行研究はないか
探してみる。
そしてどのように説明されているか、
あるいはその説明のためにどんな手順を踏んでるか、
何が説明できて、何が説明できていないか、よく読みこむ。
それは1個や2個の先行研究の読み込みでは到底なく、
おそらく100を超える論文を読み込む作業になるでしょう。
最終的におそらく数十程度にまず絞り込めればなおよしという感じです。
あぁ。。。。。論文を書くという作業は地道な作業だと心得るべしですね。。