毎年、1月、2月に受講生の方から、修論合格と修了内定ののご報告をいただいて、色々一緒の山を乗り越えてきたことを思い出し、私もとても嬉しく思います。
単に嬉しいと思うだけでなく、事例としてブログ記事に書けばまたどなたかの参考になるかもしれないから書いてくださいという…Office業務担当の高野さんからの提案を受けて…(高野さんのマネジメント力はいつも的を得ていて、受講生の方々の多くは高野さんがボスだと思っていますがボスは私です(小声))…で、折をみて書いていこうと思います。
今年の1月に以下のご連絡いただきました。ほめて下さっているのでちょっと気恥ずかしいのですが・・・
「御社のお力添えがあったおかげで、
無事に修士論文を通し、卒業できることになりました。
この一年ほど色々とありましたが、バックアップいただきありがとうございました。
水戸先生へ凄く感謝してますとお伝え下さい。
今までありがとうございました。」
この方は税理士を目指して、大学院に進まれた方で、税理士試験のいくつかの科目免除を受けるために修論の提出は必須の方でした。
いわゆる税法の分野で、私はもっぱら論文の構成と論理的な筋書き、先行研究の内容の意味するところの理解を担当しました。
法律の論文はまぁ、こまかなところまでつめないといけない、本当に大変でした。
また内容だけでなく、この方は時々弱音をはかれるので、ハッパをかけて、それに加えて、他の方と比較して自信を喪失しそうになられることもあったので、壊れそうな自信を立て直しつつ、振り返るとよいしょよいしょと並走してきたなと思います。
私たちはちょっと背中を押すお手伝いを下までで、最終的に修了という結果を勝ち取られたのは、最後まであきらめなかったこの方の努力と粘りにありました。
時には、道を間違えたかとか、他の人たちが数倍自分よりもできるように見えるとか、もう指導教官に見放されているのではないかとか思ってしまうことがありますが、とにかく前へ前へ、そして最後まで走り抜けるのみです。
上杉鷹山がいわれたぴったりの言葉をあげておきましょう。
為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり