研究計画というと、入試の研究計画書のイメージが強く、その内容ばかりに目が行くのですが、
「計画」なので、
今から提出までの全体の期間を見通したスケジューリングを立てることも重要です。
内容がまだ十分に固まらなくとも、今現在、確定しているところ、例えば、調査対象者や実験器具の使用、分析方法、研究の構成(研究1,2と複数にするか否か)、はたまた指導教官のスケジュール(場合によっては、今年で退官とか、いついつから長期出張とかといった場合があります)などをざっと押さえて、かつ、学校の公式のスケジュール(例えばいつから夏休みかとか、中間発表などの発表会が五日等)も把握して、はたまた、プライベートで予定しているイベントなどがあればそれも考慮して、
ざっくりとしたスケジュールをたててみましょう。
単に頭でイメージするだけでなく、
可視化して押さえる。
この作業をすることで、全体のスケジュールを把握するのみならず、
執筆するという具体的なイメージが持ちやすくなります。
もうすぐ新学期も始まります。
まだコロナ禍で、先行きが見通せないところもありますが、一歩ずつ確実に進めていってくださいね。