これまでに取ったデータから意味のある結果や考察が導けなかったり、
そもそもやった内容自体がしょぼかったりして、
卒論・修論が書けない、いきづまったというご相談もよくいただきます。
一つの方法は先日のブログ記事にアップしました。
先日のブログの延長上になりますが、最後の追い込みの3カ時間的に可能であれが、
新たなデータを追加することも考えます。
例えば、何らかの質問紙調査などは、対象者を集めることが大変なことが多いので、
半構造化面接や事例研究を追加する方が、とっかかりやすい場合が多いです。
中には、何が何でも質問頭調査でと対象者を是が非でも集めてくる方もおられますが、それはそれで、可能であるならばありですね。
実験的なものであれば新たな変数を加えて、新しいデータとして分析するということも考えられます。
あるいは、文学作品などの分析であれば、何らかの次元の軸を設定して(例えば時系列など)表に描いてみるというのもありでしょう。
これもまた、先日のブログと同じ、急がば回れということ。
焦って心の中でバタバタする気持ちはよくわかるのですが、焦っても始まらず、ひと呼吸して。頭を柔軟にして多角的に自分オン研究をとらえなおしてみることが重要です。