先日、某大学院で、発表時間7分という超時短な中間発表がありました。
受講生の方と、発表内容をディスカッションし、パワーポイントでスライドをまとめてもらいつつ、発表のシミレーションをしていたのですが、最初のラフな原稿では17―8分。
これでも、究極短くしたつもりと。
その後、
重きを置くポイントのつけて、
それに合わせてスライドも書き直して、という作業を
数回繰り返して、やっと15分。
次に
ストーリーの流れをすっきりと整えて、このあとは
見せ方勝負ですね。
内容は大きく変えず、見せ方に工夫を重ねました。
具体的には
文字の色を変えたり、
見せる図を厳選したり、
アニメーションでポップアップするようにしたり、。。。
この辺りで9分切るぐらい。
もう一度、内容に戻って、
的確シンプルな表現にブラッシュアップして、
最後に全体を見直して、
最終的には7分を切りました。
この作業に三週間。
振り返ってみると、たかがスライド、されどスライドですね。
この作業を通して、
単に時間が短くなっただけでなく、
自分自身のご研究をさらに深められて、
何を研究しているのかの枝葉をとって
主幹をしっかり掴まれたように思います。
きっと、大学院の教官の方々もこれを狙われていたのでしょうね。
時間が短くなったにもかかわらず、最初の頃よりも格段とわかりやすい内容になりました。
満を侍しての発表で中間発表を無事乗り切られて、
教官方からも高い評価をいただかれて、
自信もアップされて、
修論の後半戦に臨まれています。