論文を書くときに、必要に応じて直接引用や間接引用を行います。
通常直接引用は「 」でくくる。
長い直接引用をするときは、
一行開けて2―3文字後ろに下げたり、
長い直接引用をするときは
後ろ(右端)を2―3文字前に上げたりします。
間接引用は、参考にした文献で説明されている箇所を要約して示す時などに用いて、通常特にカッコなどではくくりません。
直接引用は統一されていますが、間接引用は特に統一されておらず、学校によって何かのジャーナルの投稿規定に従うとか。学会で出している論文の執筆の仕方に従うとか、学校によって規定があるとか、まったくと国決まりはなく、指導教官の好みに従う、とかいろいろあるようです。
書き方のルールについては早めに指導教官に確認されておいてください。
これらの引用の後ろには
( )内に著者と発表年を書いたり、
上付きの番号を振ったりして、
論文の最後の参考文献にその引用元の情報(著者、論文タイトル、書籍名、発行年、発行元)を書きます。
場合によっては脚注に落とす場合もあります。
意外とこの辺りは論文を提出してから、書き方も含めて、チェックされて、指摘される先生が一人はおられるように思います。
博士論文でも投稿論文でも細かく指摘されるケースに何度も遭遇してきました。
お当番で、どなたかはチェックすることにきまってるのでしょうかねぇ。
基本的な書き方の参考は科学技術振興機構で書かれているこちらの概説(←クリック)が参考になると思います。
コピー&ペーストばかりで書くのは行けない延長上で、書かなければいけないという認識ではなく、
「先行研究」をされた研究者の方々に敬意を払うという認識で臨まれてくださいね。