こちらは三条通と東大路の交差点。
東海道の終点、京都に着く直前あたりのところ。
5月10日の朝の風景です。
ここを二分ほど歩いて、左に曲がれば平安神宮と岡崎公園、右に曲がれば知恩院と丸山公園。
いつもならこの季節はヒトと車で混雑するところ
誰もいない。
こちらは東大路。
まっすぐ突き当りに少し見えている緑のところは八坂神社、左に曲がれば京都一の繁華街,四条通りです。
誰もいない。
ここ一番、Stay Homeの見せどころですね。
修士論文、卒業論文が不合格になり、次回は何としても合格したいということで、その段階からのサポートをお受けすることがこの時期よくあります。
よくお話を聞いて、なぜ不合格になったかから、考えていくのですが、
余分なことをやりすぎて、なおかつその詰めが甘い
という場合がよくあります。
先日も「インタビューを一人にしかしていなくで合格した人がいるのに、アンケートもしてインタビューも8人取った私がなぜ落とされたのか納得がいかない」」という方がおられました。
実際に不合格の理由について教官からフィードバックされたコメントをみると、そのひとつに、
「アンケート調査の結果を統計的分析もせずに恣意的に解釈している」、
というのがありました。
これではいくら苦労してアンケート調査をしても、意味がないどころか、かえってマイナス点をもらってしまいます。
インタビュー調査も分析のお作法にのっとっていなかったという問題がありました。
一例のインタビュー調査のみで合格した人の内容はわかりませんが、ひょっとしたら、何か特別な事例について掘り下げられた事例研究だったのかもしれません。
いずれにせよ、行ってみれば当たり前のことかもしれませんが、
量よりも質です。
さらには、せっかくやった調査や実験もその方法や分析が
学術的でなければ=科学的お作法にのっとっていなければ、点数がマイナスされ、
足を引っ張ります。
文字数もしかり。
だらだらと同じようなことの繰り返しや、ほとんどどこかで述べられていることを参考にした説明ばかりを加えても、あまり意味がありません。
文字数も多ければ多いほど良いということでなく、
Simple is BEST、量より質です。
当たり前のようなことですが、これから修士論文や卒業論文の研究計画を立てられる方は、このようなことにも注意されてくださいね。
今年はコロナの影響で、大学院・大学のスタートがおよそ1カ月ずれ込み、まだ学校が始まっていない状況で、何か自分で進めておかなければと、考えておられる方々もたくさんおられるかと思います。
この数日そのような方々と個人指導のセッションでお話していて課題としていることなのですが、まずは、
論文の検索をして、自分の興味関心に近い論文を3つ収集されることをお勧めいたします。
論文収集に関しては、過去にブログにも書きましたが、よく「ぴったりの論文が見つからない」と言われますが、
それは探し方がずれているか、
意味のないピンポイントを絞りすぎているか
のどちらかです。
あまたの論文があるわけですから、「ない」ということ自体がまず「ない」です。
詳細は過去ブログをググってください。
で、今日はその論文が3つ見つかったとして、次の作業として、
まずはその一つの論文をA4用紙の2~3枚にまとめてみてください。
一般的にゼミの講義では講読スタイルをとるのが伝統的で、このようにまとめた用紙を配布資料として、ゼミの中で、読み取った論文の内容を報告してディスカッションをします。
関連する論文一つを読み込むということは、当然自身の論文を書く際にも使える内容でありますし、実際に論文に引用もできるという意義があります。
しかし、それ以上に、特にい初学の方には、
論文を書く時の着想の仕方や論理的な構成はストーリーの作りか当たを、まとめるという手と頭を使う作業によって感覚的に習得する
良いトレーニングとなります。
今年は特にコロナのためにこのようなトレーニングをするゼミが後へあとへと延ばされている傾向にありますが、提出期限はまず延長されないように思いますので、今からひとつづつ着実に進められてくださいね。
学問の領域でもコロナに負けずともに頑張ってまいりましょう!!!!!
いつもこの季節は琵琶湖に遊びに行くのですが、今年はStay Homeのため自粛です。
空を見上げて、いい天気だと恨めしい・・・
私は水の景色が好きなので、琵琶湖恋しやの今日この頃、以前にとった琵琶湖の写真です。
河原町御池オフィスは、文字通り河原町御池のほぼ角のビル9階にあります。
祇園祭で、大きな鉾や山車が方向転換する角です。
京都一の繁華街、河原町通りが御池通りに交差する角、北西角は京都市役所、北東角はホテルオークラといういつもならとても賑やかなところです。
ゴールデンウィークともなれば、人は多い、車は多いというのが例年ですが。。。
今日は見ての通り、ほとんど人はいません。車もすくない。
もちろん、まだまだ気は抜けませんが、京都は自粛しているみんなの努力の甲斐あり、終息に向けて動いているように思えます。
最近、私が気に入っている画像のもう1枚
Wood Thinker
私のもう一つの顔のホームページを改訂、というか、自分なりのカラーに作り変えているのですが、そこで使う画像です。
いやぁ、ほしいなぁ、このオブジェ。
いい味出しています。
この写真良いですね。
記事の説明を読むと、パートナーを亡くした若い男の子と少し年老いた女の子の二匹で、男の子が慰めるように背中を撫でて、二人で夜景を眺めているのだとか。
コロナで殺伐とした今日この頃に、ほっこりとする話題でした。
時々、指導教官など指導されている方に受講生の方が、進捗状況を報告したとき、
中身をよく読まないで表面的に理解して
助言されたり、指示をされたりすることがあります。
大方のこういう場合は、
ご自身が言われたことを覚えておられない方が多いので、
後で自分の教示された内容に自分でダメ出しをするようなことが起こったりします。
こちらの方としては、
嘆いてばかりいても建設的でないので
それを「祖語」ととらえて、
「祖語」が生じないように対策を立てていかなければなりません。
お伝えするときに、
要旨やまとめを添付したり
図式のものを添付したり、
できるだけ、簡略にわかるものとつけるのも手です。
また、それと同時に、論破するという意味ではなく、
相手に自分の考えが正確に説明できるよう、
そしてディスカッションできるよう、
十分に用意しておかなければなりません。
♥♥相手にわかりやすく説明できるまで
自分の内容を洗練化させる良い機会と
ポジティブにとらえて、
創意工夫の精神で
(ちょっと大げさかもしれませんが、これぐらいの気持ちで)、
♥♥ハートマークを心にもって♥♥
果敢にぶつかってまいりましょう。♥♥
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