某大学院に志望動機書、研究計画書を提出されたのちの、口頭試問対策としてサポートのご依頼をいただいた時の例を書き留めておきたいと思います。
研究計画書、志望動機書とも幾つか問題があったのですが、口頭試問での挽回に向けて、口頭試問の練習をしました。
提出した研究計画も若干の問題があっても、ある程度は口頭試問でカバーできると私は考えています。
当然まったく違う研究計画の内容を書くのはバツですが、
結局は何をやりたいのか一言で説明できるか、
その説明が現実的であるか、
論理的であるか、
これらがクリアできれば、多少、提出した内容でこけていても、カバーできると思います。
現に、今日の合格者の方はじめ、これまでのいくつかの例で、提出された内容が必ずしも合格レベルに完成できていなくとも、
口頭試問での説明を丹念に準備し、
また、内容だけでなく、話し方も練習して、
万全で臨んだ結果、合格に結びついたであろう例を幾つかみてきました。
大学院に入ってからの研究計画はまた、新規性や独自性、信頼性や現実性が当然求められるので、
おそらく、もう一度ほとんど一から組み立てなければならないと思いますが、
大学院入試の内容は、研究内容の質だけでなく、
研究者としての資質も見られるということも心得ていてください。