平安神宮近くのロームシアターへオペラを観に行ってきました。
アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞された作曲家アレクサンドル・デスプラさんが、川端康成の生誕120年を記念して、川端康成の小説『無言』をもとに製作された『サイレンス』というオペラでした。
芸術とは理解するものではなく感覚で受け取るものだと改めて思った次第です。
音楽はどことなく日本の伝統音楽にインスピレーションされたような幻想的でシンプルな凛とした音でした。
社会人大学院生の方から受ける相談に、社会人としての常識的礼儀を尽くして指導教官に接しているのに、メールを出してもなしのつぶてだわ、その時の機嫌であたりが柔らかかったり理不尽にきつかったりするわ、先週言ったことと今週言っていることが違うわ、間違ったことを教えたのに涼しい顔してなかったことにするわ、自主的に研究しなさいという名目のもとほったらかしだわと、なんというか、研究以前に、指導教官との関係で心折れそうだという話がよくあります。
対処療法のように、その場合場合に応じて、こういう対策で行こうかなど、一緒に考えていくわけですが、とりあえず、これから大学院を目指されている方は、大学というところは、そういう面もあるのだということを認識しておかれることが重要かと思います。
研究という狭い世界の中だけで生きてこられた方の中には、ヒエラルキーの中で生き残る処世術として、上には気配りを尽くして接し、下には権威を振り回される人もいるでしょう。
プライドが高くなってしまって、自分の本当の実力を見ないふりしている方もおられるでしょう。
特に社会人の人は社会人としての常識が通じないことに驚きを方が多いので、
そんなこんなの非常識な人もいる世界が大学院なんだと最初から構えておけば、少し気が楽になります。
あれ?ちょっと辛口でしたね、今日は。
この辺で置いておいて、ではまた。
修士論文や博士論文を提出したのち口頭試問が行われます。
システムは大学院によっていろいろで、即本番のところもありますし、ゼミで練習を重ねるところもあります。
博士論文の場合は、非公式の口頭試問が数回行われて、完成と教授陣に認められてから公開口頭試問になるところが多いです。
この場合は、色々な形で学校外にもオープンしてアナウンスされることがほとんどで、興味のある方、同じ研究分野の方、旧知の友人や、全大学の指導教官など、たくさんの方が来られます。
中には修士論文でこういう形式をとられる大学院もあります。
ここまでオープンでないにしても、修士論文でも基本的に学内の方、少なくとも同じ研究科の方にはアナウンスされますので、教授と発表学生だけでなく、他の学生や後輩が聞きに来る場合もあります。
とにかく、そんなこんなで、たくさんの人の前で集大成を発表するわけですから、大変緊張します。
質疑応答もこたえなければなりません。
修論・博論、特に大学院からはじめて研究をして修論を書く方は、口頭試問があることをイメージして、それを念頭に置いて、論文に望むと、気合も入るのではないかと思います。
ご自身の大学院の最終発表がどのような形式なのか、早い段階で確かめられておいてくださいね。
また、できれば1回生のうちに「先輩方の口頭試問に参加させていただき、その空気を知っておくことも大事かと思います。
今日の記事がどなたかのご参考になれば幸いです。
果敢にチャレンジされる受講生の一人の方が、先日、学会発表のエントリーに、発表要旨の提出をしました。
修論で行った研究の延長上の一つを発表される予定。
今年の夏に開かれる学会ですが、エントリー締め切りが1月上旬でした。
なんだかずいぶんと先の話と思われるかもしれませんが、
学会発表のエントリーの締め切りが5,6カ月前というのは、さほど珍しくありません。
修論を最短で発表しようとすると、修論書きながらエントリーということもあります。
学会発表を考えられている方は、早め早めに学会のスケジュールをホームページなどで確認されといてくださいね。
某大学院で教鞭をとっている友人に飲み会のお誘いをすると
「今はてんてこ舞いであかん。明日までに学生の論文をしあげんとあかん。」
という返事がきました。
ムーンサークルでのサポートでも色々と助言をもらう人なのですけども、実直で、三度の飯よりも研究が好きという人です。
なかなか癖の強い人なので、大学の先生できるのかなぁとも思っていたのですが、それなりに楽しんでいるようで、「てんてこ舞い」も結局は彼的に楽しんでいる雰囲気があります(‥‥と、気楽なことを‥‥)。
まだまだ第一線でやっていく気、満々なのでこの友人に指導してもらっている学生さんは頑張ってついていけば、ラッキーだと思います(‥‥と、気楽なことを‥‥)
添削サポートは、添削担当の講師の方が対応します。
通常は一つの添削に。添削原本、添削確認、添削最終確認の3ステップを、およそ3人ぐらいが担当します。
最終確認は個人セッションで担当している講師になります。
ホームページにも記載していますが、10000文字程度までで、土日祝を含まず7-10日ぐらいの日数を要します。
添削が込み合っているときはこれよりも日数がかある場合もあります。
(反対に込み合っていないときは、少々早く完成するときもありますが・・・)
12月から1月にかけて、駆け込みで、添削サポートのお問い合わせを受けることがよくあります。
できる限り対応させていただいているのですが、中には、2-3日中にとか、場合によっては明日までにとか、明後日までにとか、といった超短期をご希望される方もおられて、何とかご希望にこたえたいのですけども、正直難しい。
特に添削からはじめてサポートをお申込みされる場合は、色々な手続きや説明も必要で、そのやり取りだけでも時間がかかります。
手前味噌で恐縮ですが、私たちの添削は、非常に細かくコメントを返し、大変好評をいただいているサポートです。
すべてが加筆修正されて完成品が返るのではなく、追加して加えたほうが良い内容の指示や、文章が混乱していて何を言いたいのか把握できない場合、再考して簡潔に書き直すようにといった指示などもでます。
ですからその時間も必要です。
添削サポートをご希望される方は、時間に余裕をもってお問い合わせくださいね。
白川ミーティングルームから八坂神社へは歩いて三分。
今日9日と10日は八坂神社の三社詣の日です。
今年は大國主命様のお社は改修中で、本殿の素戔嗚尊様の処へお祀りされていたので、本殿にまず詣でて、それから同じ境内の北向蛭子社に祀られている事代主命様の処へお参り。
北向蛭子社はいわゆるえべっさんで親しまれていて、明日が十日蛭子の日です。
朝9時半に詣でて三社の御朱印をいただいてきました。
いつも受講生の方が受験や、口頭試問のあるその日時に、スタッフの高野さんとお参りして、八坂神社から「気」を送ります。
と言っても特別なことをするのでなく、二人でエイヤッ!という感じ。
毎回、「気」の効果はばっちりいただいています。
今年も、歳初めの初詣と三社詣にうかがい、昨年度のお礼と今年のお守りをお願いしてきました。
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