志望動機や研究計画書のサポートをさせていただいて、あ、っちょっとそうではなくて・・・と感じる、よくある失敗があります。
例えば、
「自分自身が精神的に問題のある様態を経験したので、「その経験を活かして」、それに関連する研究をしたい」
「仕事で経験するケースにこういうケースが多いので、「なぜそのケースが多いのか」、それについて検証したい。」
といったストーリーで、考えてしまうこと。
特に臨床心理系の大学院を目指される方に多いような気がします。
全否定はしませんが、
経験したからそれについて
よく知っているという
スタンスで書いてしまうのはバツ
です。
割とこのパターンがよくあります。
例えば、うつを克服したから、わたしは鬱の克服の仕方が「わかっているので」、それについて研究したいなど。
研究は学術的に科学的に真理を求めていかねばなりません。
志望動機の場合も、本当に同期としての最初の段階なら良いですが、研究自体の動機として書いてしまうと、結構きわどいです。
大学院入試の研究計画書や志望動機書で
主観的な前提から研究を捉えようというスタンスは、
スタートに立つ前の段階でで、
研究するセンスに?を
打たれることのなりかねません。
そのあたり、うっかり筆が先走っていないか、今一度、確認されてくださいね。