修士論文や博士論文を提出したのち口頭試問が行われます。
システムは大学院によっていろいろで、即本番のところもありますし、ゼミで練習を重ねるところもあります。
博士論文の場合は、非公式の口頭試問が数回行われて、完成と教授陣に認められてから公開口頭試問になるところが多いです。
この場合は、色々な形で学校外にもオープンしてアナウンスされることがほとんどで、興味のある方、同じ研究分野の方、旧知の友人や、全大学の指導教官など、たくさんの方が来られます。
中には修士論文でこういう形式をとられる大学院もあります。
ここまでオープンでないにしても、修士論文でも基本的に学内の方、少なくとも同じ研究科の方にはアナウンスされますので、教授と発表学生だけでなく、他の学生や後輩が聞きに来る場合もあります。
とにかく、そんなこんなで、たくさんの人の前で集大成を発表するわけですから、大変緊張します。
質疑応答もこたえなければなりません。
修論・博論、特に大学院からはじめて研究をして修論を書く方は、口頭試問があることをイメージして、それを念頭に置いて、論文に望むと、気合も入るのではないかと思います。
ご自身の大学院の最終発表がどのような形式なのか、早い段階で確かめられておいてくださいね。
また、できれば1回生のうちに「先輩方の口頭試問に参加させていただき、その空気を知っておくことも大事かと思います。
今日の記事がどなたかのご参考になれば幸いです。