今年は公認心理師の試験の第1回目と言うことで、以前に受講していただいていた方々からのサポートに、連夜集中した試験対策講座でした。
結果は、10人の合格と、1人の不合格。
ただこの1人の方は、家庭の事情で勉学に集中する時間がとれず、致し方なしというところで、来年に雪辱を果たすことを共に誓っています!
少ないデータ数で、偏りがあることを承知の上で、ここでサポートした方々からの印象をまとめますと、臨床心理士の試験よりも基本に忠実な問題が多く、ロールシャッハに偏ったり、ほかの問題に比してやたら
時間がかかったりといったような癖の強い問題は見られず、基礎基本をちゃんとやっていれば確実に点数が取れると思いました。
また、難易度も臨床心理士よりも簡単だったと思います。
その一方、受講生の方々から漏れ聞こえた情報によりますと、長年ベテランでやってこられたカウンセラーの方が落ちたり、そこそこに著名な方が落ちたりと、若干の波乱はあったようです。
でも「公認」というのは良い響きですね。
私どもで公認心理士を取られた方には、さっそくお名刺を作り変えていただき、ホームページやブログ、Facebookにも「公認心理士」取得を書き加えていただきました。
臨床心理士と統合されるとか、別々に存続するとか、いろいろな事柄が言われていて、この先どうなるか明確ではないようですが、とりあえず、臨床心理士は大学院卒でないととれないので、公認心理士を取られた後は臨床心理士を目指されるのが得策かと思います。
また、現在臨床心理士を取られている方々は、この移行措置の間がおそらく問題の難易度が低いと思われ、公認心理士を取っておかれるのが得策と思います。