今年の夏は、色々とサポートご依頼をいただき、バタバタとして、ブログをずーーーーっと、書けなかった・・・と反省の弁です。
【7月末に提出期限、そしてその後・・・・・・】
夏は、というか、7月末ぐらいに、修士論文を6か月伸ばされた方の提出締め切りがあります。
大体7月20日前後が多い。
修論提出を6カ月延ばした場合のよくある状況について、今日は少し書いておきたいと思います。
学年度末の場合は一斉に提出となるので、公聴会や公聴会後の加筆訂正の再提出の期日などを教授陣側としても設定しやすいですが、夏提出になると、通常一人、二人といった少数になるので、わりと、スケジューリングがあいまいで、何となく主査や副査の予定が優先されて、日程が決定される場合が多いです、
時には提出の1週間後に口頭試問で、その3日後に公聴会といった、超ハイスピードを要求されることもあります。
また、提出後、非公式の試問の繰り返しや、メールのやり取りなどで、修正加筆の指導が入る場合がほとんどですが、学年末の場合ほど明確な期限の意識がないので(学年末だと、最長でも3月でしょうか)、書き直しが延々と続く感があるケースもあります。
もちろん、提出前にも指導は入るわけですが、提出後は副査の先生も本格的に関わってこられることが多く、主査の先生も提出前よりも指導の真剣度が上がるように思います。これは、1月提出でも同じですが、1月提出だとお正月も終わって、先生も学生も落ち着いて集中できる。
しかし、7月提出になるとすぐに夏休みになりお盆になりと、なんだか学業以外の日常生活が入り込んできて、1月提出ほどはなかなか集中して取り組むことができないような印象です。
【6か月延長期間中に求められること・・・エッ?】
なぜ提出を6か月先にするか。
これにはそれぞれの理由があると思います。
間に合わなかった方。
納得のいく内容に仕上げるために妥協したくなかった方など。
後者の方の場合は目的が明確なので横においておいて、問題は前者の場合。
六か月伸ばしたから余裕ができたかというとこれがなかなか厳しい。
就職活動との並行作業になる場合はなおさらです。
何らかの理由で計画が遅れている場合が多く、結局は取り組まなければいけない濃さは同じかそれ以上かと思います。
「それ以上」というのは、期間を延ばした分、よりよくしようと新たな内容を検討したり、場合によっては指導教官の方から新たな課題の付加を求められることもあります。
それから、意外と多く延長された方から聞く話は、7月に入ろうとするころに、結局あともう6っカ月延ばしてもさほど変わらないから、3月終了にしてはどうかと指導教官から打診があったという話です。
もうそれをすると伸ばし癖(?)がついてしまうので絶対にダメ!と私はお伝えしますが、最終判断は受講生の方にお任せしています(今まで伸ばした方はいませんが・・)
なんか、厳しい話を今日は書いてしまったようですね。
ちょうど、そんなこんなの状況が終わってほっと一息したところだったので、私的にホットな話題として書きました。
今日の記事がどなたかの参考になれば幸いです。