先日、東京セッションの受講生の方から無事、倫理委員会に研究計画書を提出してもいい許可が指導教官から出ましたと、連絡を受けました。
調査や実験をするとき、まずは倫理委員会の許可が下りないと何も始まりません。
その意味で、できるだけ早く提出できる形にまとめていくわけですが、それを期限と考え、提出までの一里塚と捉えて、その課題をクリアする目的意識を持って進めていくと効率が良いです。
この方は、アイデアはあるもののどのように研究という形に昇華して行けばいいかわからない、ということで、まずはテーマを考えるところからスタートしました。
いつも皆さんにお話しすることですが、最初から、「研究する」と構えてしまうと、思考が硬くなってしまうので、思いつくところを書き出すところから始めるのが得策です。
オンライン個人指導、直接個人指導にかかわらず、セッションでは、いろいろなアイデアや問題意識を語っていただき、それを文字化して、考えられる理論や方法を私の方からサジェストし、拡散している道筋を絞り込んでいくところから入っていきます。
そして、見つかった先行研究を一緒に読み込んだり、データが取れるフィールドを確認して、現実的な方法を模索したりしながら、一歩一歩一緒に歩んでいくイメージですね。
当然、セッション時間ないだけでなく、ご自身で行っていただく課題も方向性を示して提示し、次回セッションまでに何らかのまとめをしていただいたり、先行研究の収集をしていただいたり、場合によっては、指導教官とのディスカッション時に確認していただく事項を提示したりします。
前述した受講生の方も二回生の3月に来られて若干焦りは感じられたものの、着実に進められて、おそらく5月中に倫理委員会の許可を得て、それまでの間に質問紙の体裁の完成、「問題と背景」の草稿の着手に入られ、オンタイムのスケジュールに修正できた感があります。
テーマを考えるとき、頭でばかり考えていてもなかなかまとまらない。
まずはあとランダムに考えを文字化して、そこから、方向を見出していくという過程を進められてくださいね。
*******青山ミーティングルームではお天気の良い日に富士山が見えます。
ディスカッションで煮詰まった時、遠くにきれいな景色が見えると、頭の中がお掃除されてクリアになるのを感じます。
先日、とってもきれいだったのでお写真をパチリ!




