修論プロジェクトは大学院修了後の仕事を見据て計画を立てるのも一案(修論の研究計画の立て方の一例)
受講生の方で、ご主人が会社経営をされていて、臨床心理士取得後は独立したメンタルヘルスオフィスをたちあげ、ご主人の会社のメンタルヘルスの部門として仕事をしていきたいと、心理職を目指されていた方がおられました。
修論のテーマを一緒にしぼりこんでいきましたが、その際、この将来的な計画を方向として取り上げ、、最終的に成人の発達障害傾向に関するテーマに決まりました。
メンタルヘルスを理由に離職する方の割合が増加傾向にある昨今、その原因の一つとして発達障害が指摘されています。
このため成人の発達障害傾向に関連した研究を通じて理解を深めておくことは、産業カウンセラー的に会社でのメンタルヘルスにかかわる仕事をする際に有効である判断したのが、このテーマを選ばれた大きな理由です。
修論に必要なデータを収集するにあたって、いくつかの心理検査も調査に用いられ、その方法も習得されました。
修了後すぐに臨床心理士を取られて、メンタルオフィスを立ち上げられ、現在は希望通りご主人のメンタルヘルス部門を一手に担って活躍されています。
また、修論の時に得られた知識がオフィスで受ける様々なクライエントからのご相談の理解に役立っていると聞いています。
修論で仕事に活かせる知識と技術を獲得するという視点
大学院に行かれる方が選択される進路は大きく二つあります。
一つは研究職、もう一つは心理士として仕事をされる道です。
これまでのブログでは、修士論文のテーマについて自分の興味関心を絞り込むことの重要性を度々お話をしてきましたが、心理士として仕事につかれる場合、特に具体的に方向が決まっている場合には、将来の仕事に活かせるような知識を修論執筆と同時に得るといった視点も重要ではないかと思います。
