統計をややこしくかんがえない
受講生の方から 「統計がさっぱりわからず、できない」 という相談をよく受けます。
確かに統計とはなんぞやと言った、学問的なスタンスから「 本気で取り組む 」とかなり難しい。
しかし、やるべきことにとりあえず的を絞ってシンプルに考えていきましょう。
とにかく慣れる
基本的な統計の知識、用語をざっくりとおさらいして、 次に統計ソフトの使い方をマスターする。
それからは、自分の必要とする「可能性の有る」統計処理を色々やってみる。
少し乱暴ですが、悩むよりとにかくやって見て慣れることが卒論・修論レベルでは重要ではないでしょうか。
意味ありそうな統計処理をとにかくやる。
データをいろいろと加工を試みる。そして、「結果を探す」。
少々乱暴すぎて邪道だと呆れられるかもしれませんが、 初学の方には、とにかく習うより慣れろが、一番、勉強になると思います。
最適の統計手法はどれかを判断
少し、慣れてくると、必要な結果を得るのに使う統計の種類が、色々と有ることも気づかれるとおもいます。
よく「sensitive」と表現される事柄です。
厳密に統制が必要な実験などで、ミクロ単位の正確さが要求される場合は、「sensitive」については、考えざるを得ないので、補足的に書き添えておきます。
統計は基本的に「道具」で、かつ、今は、 統計ソフトも良く出来ていて、わかりやすい解説書も 多々あります。
あまり構えすぎずに丁寧にやっていけば、大丈夫です。 自信を持ってがんばってくださいね。