単語を芋づる式に覚える
*** 自分なりに意味づけて体系化すると記憶に定着しやすい ***
結局、最初から細にいったまとめ方、あるいは覚え方をしないこと、これがまず重要です。
受講生のある方々のお話を聞いているとどこから手をつければよいかわからなく、足場がフラフラとぐらいついたままあれもこれもと手を出してしまって、倒れてしまったといった印象を良く受けます。
たとえば、多くの概説書が「学習」という章をもっていますが、効率よく確実に理解し覚えようとするならば、
連合説と認知説にわけて、前者に、 古典的条件付け、道具的条件付け、試行錯誤説、
後者に 洞察説、サイン・ゲシュタルト説、場の理論 などとそれらに直接的に関連する重要語句をおさえるところで、
十分であると思います。
そのほかの、たとえば、強化スケジュールの種類と性質などの内容は優先順位の2番目以降になるなど、
プライオリティをつけることが重要です。そして、優先順位の高いものから順におさえていって、最終的に、概括的に理解する大きな網の目ができるのではないかと思います。