トレーニングという認識と専門用語に対する注意
英語の勉強について第二弾
ざっくり読むためには、最低限の単語力と文法力が必要ではないか、という、疑問も少なからずもたれた方が多いかと思います。
まず、単語ですが、語彙数に不安がある方は、大学入試ようの重要度優先順位をつけた単語集などから勉強されればと思います。
全体の意味がスムーズに理解できるかが、ポイントになりますので、「読む」ことに慣れてくると、流れの中で、その単語の意味の「推測」ができるようになります。
流れから、わからない単語を推測する、 これが、読解力をつける一つの大きな要素だと思います。
ですから英語の勉強は、いかに短時間で話の流れを押さえるか、「技術、テクニック」の勉強だと思います。
技術ですから、「トレーニング」が必要なんですね。
とりあえず、ざくっと訳せるようになるまで、地道で退屈な勉強かもしれませんが、ひたすら訳すことのトレーニングをする、英語の勉強は、英訳のトレーニングにつきると思います。
英語の専門用語(テクニカルターム)について。
これは、英語の勉強といえども、専門領域での専門知識の勉強になりますから、「量」の勉強になります。 ひたすら、覚える。
正確なスペルの勉強はとりあえずおいておいて、意味を覚える、覚える。 専門書、とくに概説書の最後あたりに、索引があって、重要語句をあげていると思いますので、 その言葉の「英語」を覚えてください。
注意すべきは、その専門領域独特の訳があるもの。
たとえば、”conflict”、辞書で一番抱きに乗っているのは、「争い」や「衝突」ですが、心理学では、「葛藤」、やそのままカタカナ読み「コンフリクト」と訳します。
こういった、発音をカタカナ表記してその単語の訳にして使うという方法も苦肉の策として覚えておかれると良いですね。