難問・奇問が少なかった今年の臨床心理士試験
*** まずは基礎・基本をしっかりと ***
今年の傾向からの感想を ここにメモ代わりにまとめておきます。
総合すると、今年はいつもと少し傾向が違いったようです。
分野の偏りや、マニアックさ(笑)、難問奇問の割合が年によって、 ムラがある臨床心理士試験ですが、年々少しずつ安定してきているように思います。
今年はこの安定の流れのなかで、特に基礎・基本が重視されたような 印象を受けました。 すなわち、あまり、マニアックに細かなことを尋ねる問題がほとんどなかったようです。
どの程度詳細なレベルまで問題を出すかは限りがなく、 毎年、この答えは何だろうと調べないと書けないような 問題のいくつかにみられる傾向緒がありました。
しかし、今年は基本+α的な問題が多く出されて、 本当に基礎基本をきっちり勉強されていた方には 有利で、がんばって細かなことを覚えられてきた方にとっては 肩すかしだったようにおもいます。
問題数は100問ですが、毎年そのうちの3-4割程度しか公表されず、 残りの問題はわからないのですが 受講生の方の話ではそれらの問題は、 「・・・・・・は何か」を選択肢1~5から選べと言う一問一答式の選択肢だったようです。
簡単だったような難しかったような、が多くの受講生の方からの感想です。
結局のところ、当たり前のようではありますが、 、基礎基本をまず完璧に押さえて、余力があれば、詳細な内容を 押さえていくという勉強がよさそうです。
「詳細」なところは、勉強したところが出題されて解ければラッキーぐらいに軽く構えていくぐらいが効率的なように思います。
これから先、受けられる方の何かの参考になれば幸いです。