第二次試験(面接)の合否の分かれ目?
今日は、暗黙理の合格基準があるのかな的な?、「好ましい下準備の必要」について述べたいと思います。
私どもの受講生の皆さんも、第一次試験を通過後、面接対策では、想定質問を策定して答えを吟味し万全の態勢でのぞまれましたが、結果は惜しくも明暗分かれることとなりました。
ご報告を聞いている限り、面接では致命的な失敗もなかったのに、何がその境目になったのか、思うところを書き記していきたいと思います。
最近、臨床心理士試験は無職の主婦の方に厳しい評価が面接でくだされるといったことをあちこちで耳にします。
実際、私共のケースも含めて聞き及んでいる範囲で、落とされている割合が高いように思います。
有閑マダムで文化教室の延長の気分で大学院に行って、その延長で臨床心理士試験を受けてるのではないか、本当に仕事をする気があるのかなどなど・・・何と無くそのような思惑が見え隠れしているように、思えてなりません。
実際、臨床心理士の更新にはめ学会や講習会への参加することによるポイントを獲得しなければなりませんが、このポイント不足からか、主婦の方の更新割合が低いと言ったことを小耳に挟んでいます。
個人的には、主婦や子育ての経験、若い人にはないあたりの柔らかさなど、人生経験を積んできた女性にこそみられる長所もあると思うので、単純にだからという無職の主婦だからという理由で落とされているならば、納得がいかない気かします。
カウンセリングに関わる活動状態をつくる
しかし、現実がそうであるならば、こちらも対策を立てておかなければなりません。
具体的には、現在、何らかの形でカウンセリングの領域で、学んだ技術や知識が現在進行形で活性化していることを対外的にわかるような形でアクションを起こしておくことが得策のように思います。
出身大学院でケースをもたせてもらったり、無償でも研修生のような形でクリニックやカウンセリング・オフィスに籍をおかせてもらうだけでもかなりアピール度があがるのではないでしょうか。
しかし、このような立場はすぐに獲得することは難しい。
大学院を終了されたらすぐにこのようなポジションを得れるように早めに心づもりをして活動されておくことが得策ではないかと思います。
実際、面接でよく聞かれる質問のひとつは、担当したケースについての質問です。
考えてみれば、最もなことですね。臨床心理士になりたいという意思がつよければ、当然、自分自身のトレーニングとしてカウンセリングに関わる何らかの仕事につこうと活動をおこすでしょう。
臨床心理士試験というとすぐに勉強しなければと思いつきますが、このような下準備にまで気をめぐらせて、取りかかられてくださいね。
当然ながら、資格を得たら、臨床心理士としての自覚を持って、仕事に臨んでいただきたいことは言うまでもありません。
どうぞ、ご参考ください。 。