研究の経費補助の活用
*** 研究の内容によっては色々と経費がかかります。***
7-8月の夏休みには 修士論文、卒業論文の制作も最終コーナーも回り、 調査・実験からデータ収集や分析に 入られる頃となりました。
実際、研究を行ってみると、質問紙票の郵送など想定外に経費がかかったと言われる方も 多々おられました。
一律~円と渡される場合もあるようですが、 以前にも書きました通り、、指導教官が補助金や科研費などを獲得している研究室は その研究の一環という立場で、経費の一部や全額、交通費などが出される場合が多いです。 基準はあいまいですが、指導教官のご判断次第のようかもしれません。
大学院生一人につき、大学から研究費補助が出ることもあるようです。
ある研究志向の大学院の一事例では、 先生のさじ加減で不均衡に割り当てられ、というか「0」の人もおり、大学から出ている院生用の研究費についても学生からミーティングで使用項目について質問があったものの、公表する義務はないと一蹴されたようです。 実際はこのように、研究費補助は非常にあいまいなもののような 印象を受けます。
以下、経費の例をあげておきます。
事例A:500人に郵送調査・ 返信用の送料も含めておよそ20万円・その他に謝礼等の経費も出費
事例B:10人にインタビュー調査・協力者に対し交通費と謝礼で3万円・移動交通費・宿泊費を出費
事例C:実験用の動画ソフト・7万円・CGの刺激作成依頼10万円
また、社会人の方の場合は限られた時間で調査・実験する必要が多く、経費がかさむ方が多いような印象を持っています。
先日、受講生の方が指導教官に経費を相談し、調査の一部として50000円の補助がでたと言っておられました。
大学のシステムや指導教官の価値観にもよりますが、 具体的に経費がわかってきたとき、相談されるのも良いのではとよいかなと、思います。
何かの参考になれば幸いです。