大学院入試の過去問への取り掛かり
多くの人はまず過去問を取り寄せて, 実際に解いて見られると思います。 恐る恐る自分の現在の実力チェックをする人、 ゴールまでの遠い道のりに愕然とする人、 まずまずOKとニッコリする人、 それぞれに感じるところはあるでしょう。 最初は丁寧に辞書等で解答を考えつつ、解いていきますが、 そのうちに 「おんなじ問題なんか出ないのに何をしてるんだろう、私」 と、はたと気がついて、 かといって、無視もできず、 何と無く迷いつつも早々に解いて、 あるいは解いたつもりで、 おわられるのではないでしょうか。
過去問から丁寧に勉強をはじめる・・
しかし、実は、過去問を解くことは大切なこと。 確かに同じ問題が出る確率は低いですが、 丁寧にやることには2つのメリットがあります。 1) 傾向がつかめる。 この領域の問題は出ないかも、とか、 突然、マニアックな単語がでるぞ、とか。 ある期間に渡って外観するとと、出題される先生方のお当番の順番などが見えるかもしれません。 難易度にムラがあれば、積極的に取捨選択して行く心づもりもできます。 先生方の研究領域をチェックして「未だ出ていない。」のか、「おそらく出ない。」のか 検討することも可能です。
過去問から丁寧に勉強をはじめる・・
効率的にヒントを拾っていく 2つ目のメリットは、出題されている問題周辺にまでターゲットを広げて、 関連するキーワードなり、理論なりを拾って行く。 必ずとは言えないまでも、 関連する領域の先生野出題が予測されるわけで、 手当たり次第よりは、効率が良いです。
学問に王道なし。
急がば回れ
こんな言葉を思い出しながらて取り組まれてくださいね。