大学院入試で提出する研究計画と実際の修士論文の研究計画は異なる
修士論文の提出がほぼすべての大学院で終わり、サポートの方も一段落つきました。
毎年のごとく怒涛でしたが、みなさん無事に提出され、質疑応答の口頭試問が開かれつつある今日この頃です。
色々なご研究をサポートさせていただいて思ったこと、研究計画を立てる最初の段階の重要性について再認識をこめて、今一度思うところ書いていきたいと思います。
大学院入試で提出する研究計画と違い、修士論文の研究計画は研究としてもっともっと、具体的な計画や現実性がなければなりません。当たり前といえば当たり前のことですが、この研究計画の段階で、つまづいていたり、この部分の詰めが甘いままGoされて、最後で四苦八苦されているかたが多いです。
研究計画ができれば、論文プロジェクトの半分以上ができたのと同じ
研究計画をたてるには 、まず、先行研究の読み込みが必須です。
この研究では先行研究で明らかにされていないどの部分に着目するのか、どの立場に則ってどの観点から考察するのか等々…。
修士論文の段階では、テーマが曖昧なままとりあえず先行研究を読み漁って行くこともとりあえずありです。
先行研究を検索し、読み込む作業はこのあとの研究を進める上で、ベースとなり、非常に重要です。
十分な時間をかけて熟成させていくことが必要です。
「研究計画さえできれば何とかなるのですが・・・・・」という声が良く聞かれますが、確かにその通りで、それができれば、論文プロジェクトの半分以上ができたと言っても過言ではないと思います。
いいかえれば、具体的に研究に着手するための研究計画は一朝一夕にできるものではありません。
大学院入試で提出する研究計画とは、深さがかなり異なると心得てください。
ここがしっかりとしていると、この後の研究が非常に充実します。
主観や思いつきだけで始めた研究は、必ずと言っていいほど途中でつまづきます。
最後の段階で最初から考え直さなければいけないことが起こる場合もあり得ます。
大学院に入って、具体的に研究にむけ一歩をふみだされる際には、以上のこと、十分に意識されてくださいね。