博士課程を目指す目的を把握することが重要
最近、特に社会人大学院生の方が 博士課程を目指されることが多くなりました。
ここで今一度確認逢ておきたいことは、 博士課程進学を第一の目的とすると本末転倒になるということに注意していただきたいということです。
目的としての研究があり、結果としての進学がある
一般的に修士課程での研究を継続し、極めるための博士課程への進学であり、 目的は「研究」の延長上にあります。
さらにその先には、 就職、や研究職へのポジションの獲得が 考えられます。
時たま、まずは、とにかく、研究職につきたい、 研究はそのためにあると考えられる方が見られます。
個人的に研究職としてのポジションは、 何らかの研究を完成させた「結果」であって、 「目的」ではないと思います。
目的に持ってると、 研究が外見優先の中身の薄い研究になったり、 地に足が着いていないようなバタバタとした研究担ったりする 危険性があります。 一足飛びに研究者になるという結果を求めるような考え方は要注意です。
研究に没頭することが次のチャンスを生むく
博士課程へ進学すると、学会発表や論文投稿など本格的な研究が始まり、 学外からも客観的な評価を受けます。
中身のない研究はすぐにメッキがはがれます。 ますは目的としての好きな研究に没頭することが重要。
すると自然と人脈も広がり、学外に公表する機会も増えて、 結果として、研究職につくチャンスも増えるでしょう。
もちろん、、分野や、指導教官のご威光(笑)、 などのその他の条件の影響を受けることはまぬがれませんが、
それでも、まず研究ありきの方は、比較的、 何らかのポジションを獲得される場合が多いです。
大学院進学を目指される方は、それを「結果」として捉えているか、 「目的」として捉えているか、
今一度、自分自身の中で確認されてくださいね。