よくある質問・・・私の進捗状況は遅れていませんか?
6月ごろに、大学院生の方から よくある質問は、 修士論文の標準的な進捗状況についての質問。
「いつ頃までに調査をするべきでしょう?」、とか、
「いつ頃、論文の完成を目指すべきですか?」、とか。
もっと端的には 「現在~~の段階ですが、遅いですか?」とか。
新学期の始まりも特に過ぎ、 夏休み前に、そろそろ本腰を入れられる方が多いのでしょう。
いつも言ってることですが、先手必勝で、人の一歩先を行く気負いで余裕をつくっていくのがベスト。
研究は様々なので「標準」を決めることはできませんが
これまでのサポートしてきた経験からいうと
○1回生の春までにデータを取り終える
○研究1、、研究2の構成では、2回生の6月には研究1を終えて、分析を始め、
並行して研究2を行う
と言った状況がいいと思います。
修士論文の提出期限の延長
修士課程は通常2年で修了で、最長は4年です。しかし、4年以内の範囲で六ヶ月単位で延長を認めている大学院が多いです。
より良くするためのポジティブな延長や仕事の都合で延長せざるを得なかった場合などを除き、
特に理由もなく、延長を考えるの新調にしたほうが良いです。
間に合わなそうだからという漠然とした理由、計画を見通さず延長することは、あまりよい考えではありません。
提出期限は、見方を変えると厳守する意思を持たせるものとも考えら、やる気をあげる目標でもあります。
なんとなくの延長では、結局、何も状況が変わらない可能性が高い。
moon Circleへサポートの問い合わせをされる方々の何人かは、
2年では無理かもしれないと言われるのですが、
私たちがとにかく二年で修了しましょうとアドバイスするのはこう言った理由からです。
自分で規律をたてて研究することが大切
実際、もう間に合わないかと思った時期からも(例:提出60日前前後に調査)、
兎に角提出期日に間に合わせるという固い意思で集中し取り組んだ結果、
現在(2014年6月現在)、すべての人が提出することができました。
もちろん、もっと余裕があった方が質質の高い研究になることは当然ですが、何が何でも期日に提出して
修了するとその後のフットワークがかなり軽く、達成感と自信が次の原動力を生みます。
現時点でどうしても延長せざるを得なかった方は、その期日を死守して、かならず間に合わせるというテンションを維持して完成を目指されてください。
大学院は自由ですが、自分で自分を律しないと何も進みません
このような気持ちをもってみなさんがんばってくださいね。