コピペの部分は意外にすぐわかる
コピペの部分は一般に考えられている以上に以上にその領域の研究者が読めばすぐわかります。 まず何よりも文体や流暢さに見られるつなぎが不自然になっています。 つぎはぎと言った感じで、その結果流れも不自然になっています。 先行研究のコピペは当然バツで、書くならば引用として、 明確に カギカッコでくくって、その出典を明示することは基本の基です。 今、世間で噂の二十数ページに渡るコピペは、と言うかもうこうなると盗作ですが、 一見見つけるのは正直難しいかもしれません。 しかし、 結局、そんなことをして書いた内容は「真面目に」質疑応答二夜ディスカッションを行われれば、 すぐにボロがでます。 査読する人たちが研究のプロであると言うことを考えれば、 単純なコピペがいかに危ういものか、言うまでもありません。
コピペによって学べることもある
ここまで、コピペがいけないと書いて来ましたが、コピペとして、書くことによる学びもメリットも書いておきたいと思います。 論文作成の初学の段階で コピペから入って書き方を身につけることは、論文作成を学ぶ一方策です。 もちろん、右から左に書き移して終わりではダメです。 まずコピペして、流れを整える。 それと同時に、そに作業の中で何度も読むことになるわけで、、理解を深まっていきます。 そのうちに、 自分の考えを付け加えたくなったり、 省略したい部分が出て来た コピペよりも良いと思える流れが出てきたり…. それを作業も繰り返すうち、参照にした元の文章が自分の視点が主になった文章へと 書き換えられて行きます。 それと同時に当然、元の文章の優れた部分は書き方として、お手本となり、自分の中に培われて行きます。 コピペしながら咀嚼していくということですね。 このようなコピペの活用法も視点を変えて初学の方に有効な一方策と考えていただければと思います。