自分の研究テーマのオタクになる
研究テーマを考える際、よく言われていることですが、まずは自分の興味関ありきです。
そのテーマは修士では少なくとも3年、博士を合わせると5年は追いかけるわけですから、最初から興味のない者はすぐ飽きて、続けること自体が苦痛になってきます。
そのテーマに沿ったて研究を行うということは、寝ても覚めてもそのことを考えていることになるでしょうし、資料収集やデータ解析など、それにかかる時間は半端なものではありません。研究テーマのオタクのような状態です。
受け売りでなく、自分の言葉で語ることが大切
時々研究だからといって、構えすぎて難しい表現や理論で武装して中身がスカスカいなる失敗をしてしまう人がいますが、、そんな構えは必要はありません。
重要なのは当然ながら中身です。
私が学生時代によく言われたことは、形から入るなということ。
形から入ると形骸化した研究になる危険があります。
純粋に自分が興味のあることに沿って、自分の言葉で語ってみることが、地に足をつけて研究を進める一歩となります。
打算も必要かもです。
進学をして研究の道に進まれることを最終目標とされる場合、指導を受ける教官のご研究も参照することが必要です。
活躍されている教官であれば、される大学院でご指導を希望される教官のテーマを少々意識してテーマを設定する必要があるかもしれません。競争的資金を獲得されていて研究費が潤沢であったり、研究プロジェクトの一環としての研究を担当させていただいたりするチャンスがあります。
色々な考え方があると思いますが、私は、とりあえず、実践的にに学ぶ機会を得ることができてラッキーだと思います。
実践的にというのは研究の方法のみならず、研究的資金を取るためのコツや、プロジェクトとしての研究の進め方を学ぶことができるという意味でです。
場合によっては自分のテーマを研究室のテーマに沿って蚊が地を変えることが必要になるかもしれませんが、学ぶところは大きいと思います。